自分からは見えにくいので見落としがちな襟足（うなじ）の脱毛ですが、意外と他人からはよく見られています。
とはいえ、自己処理がしにくい部位なので、どの方法で脱毛するのが良いのか悩んでいる人もいますよね。
そこで今回は「襟足の脱毛」について詳しく説明します。脱毛サロンや医療クリニックでの脱毛についてもご紹介するので、襟足の脱毛方法を迷っている人はぜひ参考にしてみて下さいね。
襟足（うなじ）を自己処理するとどうなる？
脱毛方法の中で最も手軽なのは自己処理になります。好きな時にできて費用も安く済みますが、実はリスクがあるので避けたほうが良い方法です。自己処理で襟足を脱毛するとどんなリスクがあるのか、失敗例は何があるのかについて説明しましょう。
自分で処理をするとケガや肌トラブルのリスクがある
襟足は処理しているところを自分で見るのは難しいですよね。鏡を使っても見えにくいですから、自己処理の時は手探りの状態ですることになります。
そのような状態でカミソリや電気シェーバーを使うと、肌を傷つける可能性があるので危険です。皮膚が切れてしまったら、脱毛どころの話ではなくなるでしょう。
また、うなじの部分は膝や肘などと比べると、皮膚が薄くて弱い部分です。少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすく、除毛クリームや脱毛テープなど刺激が強い自己処理は注意が必要になります。
その他、電気シェーバーが当たって、襟足の髪の毛まで切ってしまうというトラブルもあるのです。このように、襟足を自己処理すると様々なリスクを伴うので、できれば控えた方が良いといえます。
自分で処理した時の失敗例
襟足を自分で処理すると、ケガやトラブルのリスクが多いことはもうお分かりいただけたでしょう。では具体的にどのように処理で失敗するのか、失敗例をいくつかご紹介します。
カミソリでうなじが切れてヒリヒリ
カミソリは少しでも間違った方向に動かすと、皮膚まで切れてしまいます。カミソリによる傷はスパッと切れて痛みも強いものです。治るまでヒリヒリ感が続き、ポニーテールなどうなじを見せるヘアスタイルができなくなるなどのトラブルが起こります。
カミソリ負けや刺激に負けて肌が荒れた
襟足付近の肌は少しの刺激でも肌トラブルを起こすので、カミソリ負けをしやすいのです。カミソリではなく他の自己処理でも赤みやヒリヒリ感、炎症などが起きることもあります。そうなるとうなじを見せられないだけでなく、ひどい場合は皮膚科での治療も必要になるので注意しましょう。
間違って髪の毛を切ってしまってヘンな髪型に
電気シェーバーで多い失敗談は、切ってはいけない部分の毛まで切ってしまったというものです。眉毛ならメイクで隠せますが、襟足の髪の毛はそれができません。伸びるのを待つしかなく、それまでは中途半端な髪の毛に悩まされるといったトラブルに発展します。
襟足（うなじ）を脱毛サロンで処理するのはどう？
では次に、脱毛サロンでの襟足の脱毛はどうでしょうか？ 専門のスタッフにやってもらうわけですから、自己処理より安全性は高そうですよね。脱毛サロンでの襟足の脱毛について詳しく説明します。
自分で処理するよりキレイに仕上がる
脱毛サロンは「光脱毛」という方法で脱毛します。黒いものに反応する光を当て、毛根を刺激することでムダ毛が抜ける仕組みです。
自己処理とは違い、脱毛のプロが施術をしてくれるので安心・安全な方法といえます。自分では見えない部分も処理してもらえるので仕上がりもキレイです。
光を当てることが肌への負担になるのではと心配する人もいますが、光脱毛の機械は肌への刺激をできるだけ少なくしてあるので安心しましょう。
ただし完了までの期間が長め
自己処理よりもキレイに、そして安全に脱毛できるのがメリットですが、完了までの期間が長めというデメリットもあります。
襟足のムダ毛は脇などと比べると1本が細く色も薄めです。そのため機械の効果が伝わりにくく、ムダ毛がなくなるまで12回以上は施術を受けないといけません。
2か月に1回のペースで施術を受けるとしたら、2年以上はかかるということです。数か月ではムダ毛がなくならないことは覚えておきましょう。
襟足（うなじ）を医療クリニックで処理するのは？
医療クリニックでの脱毛はレーザー脱毛なので、一度施術をすればほぼ永久的に生えてこなくなる永久脱毛になります。処理をする手間がなくなるので一番良い方法に感じますが、実際はどうなのでしょう？ 医療クリニックによる襟足の脱毛について説明します。
処理をしなくて済むので手間が省ける
先ほど説明した通り医療脱毛は永久脱毛なので、一度処理が完了すれば自己処理の必要がなくなります。いつでも気兼ねなくうなじを見せられるようになるのは大きなメリットですよね。
ただしレーザー脱毛は永久脱毛ができる分、施術の痛みが伴いやすいものです。1回あたりの効果が高いので仕方がないのですが、痛みに弱い人は注意が必要かも知れません。
医療クリニックによってはお試しで手の甲などに施術が受けらますので、心配な人はそういったものを利用してからにしましょう。
完了までの期間は1年程度
脱毛サロンの場合は施術が完了するまで12回以上通う必要がありましたが、医療クリニックの場合は6回ぐらいが平均回数です。期間にすると1年ぐらいなので、その期間で処理の手間から解放されるのは嬉しいことでしょう。
「ずっとツルツルのままが良い」「処理の手間をなくしたい」「早く施術を終わらせたい」このような人は、自己処理や脱毛サロンより医療クリニックでの脱毛がおすすめです。
できるだけ安全で肌に優しい脱毛方法を選ぼう
襟足は自分で処理をしながら確認ができないので、ケガをしたり肌トラブルを起こすリスクが高い方法です。
キレイなうなじをキープするのは、できるだけ安全で肌に優しい方法を選ぶのがベストといえます。脱毛サロンか医療クリニックなら自己処理よりも安全なので、自分の希望に合わせてどちらかを選ぶと失敗を防げるでしょう。
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