あなたはどのように顔の産毛(うぶ毛)を処理していますか?
処理していない人もいるかもしれませんが、
顔の産毛をそのままにしておくと、顔全体が暗く見えてしまい、肌も汚く見えてしまうかもしれません。
そのため、顔の産毛はこまめに処理することをオススメします。
ただこう聞くと、
「でもセルフだと、どうやって処理すればいいのかわからない」
という方もいると思いますので、今回は、顔の各部位ごとに産毛の処理方法をご紹介します。
目次
顔の産毛を剃る4つの美顔効果
顔の産毛を剃ることで、さまざまな効果があります。
おもに挙げられるのが以下の4つです。
- 顔が明るくなる
- 化粧のノリがよくなる
- 古い角質を除去できる
- ニキビ予防
どれも女性にとってうれしい効果ばかりですよね。
続いて、産毛の正しい処理の方法をご紹介します。
産毛を剃るための道具
産毛を剃る前に、必要なものをそろえましょう。
必要なのは、以下に挙げた道具です。
- I字型のカミソリ
- シェービングクリーム
- 化粧水
- 乳液などの保湿クリーム
- シェービングクリームを伸ばす柔らかいハケ(チーク用ブラシがおすすめです)
- サランラップ
- 蒸しタオル
ちゃんとした道具をそろえると、サッと産毛の処理ができます。
一方で、「安いから」と買ったカミソリや、長期間にわたって使い続けているカミソリで処理すると、肌トラブルを引き起こしかねません。そのため注意が必要です。
顔の産毛の剃り方
顔の産毛を剃る際は、ヘアバンドやヘアゴムなどで、顔に髪の毛がかからないようにします。
また、そのままカミソリを使用すると、肌を傷めてしまう可能性があります。
そのため、メイクをしっかりと落とした後に、ホットタオルを使って、顔全体を温めます。
こうすることで、産毛や肌を柔らかくして、剃りやすくなります。
その後、カミソリをペンと同じような持ち方で、産毛の生えている方向に逆らって剃っていきましょう。
カミソリの刃が、肌に対して垂直だと、肌を傷つけてしまう可能性があります。
肌と刃が斜めに触れるようにしてください。
おでこの産毛の剃り方
おでこの産毛は処理していない、という方も多いかもしれません。
しかし、一度処理するだけで垢抜けた感が出る人もいるほど、実は重要な部位なのです。
まずは、ヘアバンドやピンなどで前髪を垂れてこないように固定します。
つづいてシェービングクリームをおでこ全体に塗りましょう。
そして、生え際から、おでこの中心に向けてカミソリで剃っていきます。
このとき生え際から1cmほどあけて剃り始めると、ナチュラルな印象に仕上がります。
眉間の産毛の剃り方
眉間の産毛をそのままにしておくと、眉毛がつながっているように見え、モサっとした雰囲気になってしまう可能性も。そのため、きちんと処理しておきましょう。
おでこを剃ったときと同じように、まずはシェービングクリームを塗ります。その後、カミソリで産毛の流れに合わせて剃っていきましょう。
眉間の産毛を剃る際は、カミソリを持っていない方の手で両眉頭(眉間に近いほう)を押さえて眉間の皮膚を引っ張ると、剃りやすくなります。
鼻の産毛の剃り方
鼻は顔の部位の中でも剃りにくい部位です。
そのため、丁寧に行わないと鼻を傷つけてしまう恐れも。
なお、丁寧に処理すれば鼻周りのメイクのノリを良くすることができます。
まずは鼻全体にシェービングクリームを塗りましょう。
できれば、いつも使っているカミソリよりも小さめのものを使うようにしてください。
そして角度によって傷つけないために、しっかりゆっくり処理していきましょう。
口周り(あご・鼻の下)の産毛の剃り方
口周りの産毛は、他の部位よりも濃いことが多いため、週に1回を目安に処理を行うようにしましょう。
産毛が濃いと、男性のような髭が生えているように見えてしまう場合もあります。
しかし、頻繁に産毛の処理をすると、逆に肌荒れを引き起こす可能性があるため、アフターケアはしっかり行うようにしてください。
まずはシェービングクリームを塗り、上から下に向かって、カミソリなどで産毛を処理していきましょう。アフターケアについては、保湿クリームのほか、化粧水や乳液もオススメです。
頬の産毛の剃り方
頬の産毛は細く、細かい毛が多いため、剃らないという方も多いようです。
ただし、頬の産毛を処理するだけで顔全体が明るい印象になる人もいるので、剃ることをオススメします。頬は乾燥しやすい部分なので、処理をした後は、しっかりとアフターケアを行うようにしましょう。
まず、頬全体にシェービングクリームを塗ります。
つづいて、小鼻の横から外側に向かって、カミソリで産毛を剃っていきます。
頬を傷つけないように、カミソリを持っていない方の手で耳の方に皮膚を引っ張りながら剃ると処理がしやすいです。
もみあげの剃り方
もみあげの産毛を処理すると、横顔をスッキリした印象に見せる効果があります。
一方で、上品な印象にしたいときには、耳たぶくらいの長さにするのがオススメです。
ロングやミディアムヘアなどで、普段髪を縛ってアップスタイルにすることが多い方は、スッキリとした印象にするために、もみあげを全部剃ってしまうのも良いかもしれません。
髪のサイドの毛を後ろで束ねましょう。
つづいて、コームを使って、もみあげの毛の流れを整えます。
剃る前に、アイブロウなどで、理想のもみあげの長さに目印をつけておくと便利です。
その後、シェービングクリームを塗り、もみあげを剃っていきます。
もみあげが濃い場合は、ハサミとコームを使って軽くカットすると良いでしょう。
フェイスラインの産毛の剃り方
フェイスラインは、自分では見えづらい部分です。
そのため、産毛の剃り残しが多い部位でもあります。
剃り残しを作らないためにも、明るい場所で、よく確認しながら産毛の処理を行いましょう。
首を傾けることで、正面からは見えにくい産毛の剃り残しを防ぐことができます。
また、皮膚がたるむと剃りにくいので、反対の手で肌を引っ張りながら剃っていきましょう。
自己処理で顔の産毛を剃るときの注意点
慣れていない方が自己処理で顔の産毛を処理すると、肌トラブルになってしまう場合があります。
そこで顔の産毛処理において注意すべきことをご紹介します。
毎日剃る
毎日カミソリで処理していると、肌にダメージが蓄積されていきます。
また、必要な角質も一緒に剥がれ落ち、バリア機能が失われる恐れも。
そのため、個人差はありますが、ムダ毛の処理を行う頻度は2〜3週間に一度にしましょう。
洗顔料やボディソープで代用する
シェービングクリームが手元にないときに、洗顔料やボディーソープを使用する方もいます。しかし、それらは本来ムダ毛の処理をするためのアイテムではありません。
そのため、長時間顔にのせたままにしていると、肌トラブルの原因になってしまうことも。
そうならないためにも、シェービングクリームを使用しましょう。
浴室で剃る
お風呂場でムダ毛の処理や産毛の処理をしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、お風呂は部屋の照明に比べて暗い場合が多いです。
そのため、顔の産毛をしっかりと処理するのは難しいでしょう。
また、お風呂場などの湿気が多い場所でカミソリを保管していると、雑菌が繁殖しやすいため、注意が必要です。
生理中・妊娠中に剃る
生理中や妊娠中は、普段に比べて肌がデリケートな状態になっており、肌荒れを引き起こしやすくなっています。
そのため、なるべくカミソリを使用しない方が良いです。
また、生理中や妊娠中でなくても、肌荒れを引き起こしている時や体調が優れない際は、産毛の処理はストップしましょう。
顔の皮膚は、他の部位よりも薄いといわれています。
そのため、いずれの場合でも、しっかりとシェービングクリームを塗ってから、剃っていくようにしましょう。
また、剃った後も保湿クリームや化粧水でアフターケアをするようにして、肌トラブルにならないよう気をつけることが大切です。