背中の脱毛をしてみたいという方は多いと思います。
夏の暑い日に背中の開いた服を着た人を見て、意外とたくさん産毛が生えていることにびっくりしたという経験は一度くらいありますよね。
背中の脱毛は通う回数が多く必要なので、他の箇所に比べて長期間通うことになりがちです。
自己処理もしにくい場所なので、早いうちにプロに任せてきれいに脱毛をしてもらいましょう。
とくにこのような方に背中脱毛をおすすめします。
- 夏は水着を着る機会が多い
- 背中の開いたデザインの服が好き
- 背中のニキビが気になる
- 背中のムダ毛の自己処理が面倒
背中の脱毛をすることで、ニキビが改善されて肌がきれいになるというメリットもあります。
今回は、背中の脱毛に関するメリットやデメリット、おすすめの脱毛サロンと医療クリニックなどをご紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
背中の脱毛には3つのメリットとデメリットがある
背中のムダ毛は、自分で確認しにくいので脱毛をしておきたいと考える女性は多くいます。
ただ、背中の脱毛はメリットもあればデメリットもあります。
▼メリット
- 産毛がなくなることで肌がきれいになる
- 自己処理の必要がなくなるので楽
- 背中の開いた服や水着が気軽に着られる
▼デメリット
- 通う回数が多く必要なので時間と費用がかかる
- 硬毛化・増毛化・毛嚢炎（もうのうえん）などのリスクがある
- 襟足や腕などの脱毛も必要になる
実際に背中の脱毛をしてみると「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性も。
まずは、背中の脱毛に対するメリットとデメリットから見ていきましょう。
メリット１．産毛がなくなることで肌がきれいになる
背中にニキビがあるというあなたは、背中の産毛がなくなればきれいに改善されることが期待できます。
これは、背中の産毛がなくなることで、毛根付近に存在していたアクネ菌やブドウ球菌が繁殖できないからです。
また、光やレーザーを照射することでコラーゲンが生成されるので、美肌効果も期待できます。
産毛はそこに生えているだけで、肌がくすんで見えてしまうものなのです。
脱毛して産毛がなくなるだけで、肌のトーンが明るくなるので、きれいに見えるのでおすすめです！
メリット２．自己処理の必要がなくなるので楽
背中のムダ毛を自己処理するのはとても大変ですよね。
カミソリや電気シェーバーを使用して自己処理しようと思っても、鏡ごしでは良く確認できません。
カミソリを使用した処理だと、手元が狂ってしまい最悪怪我をしてしまう可能性も高いので危険です。
やはり、背中の自己処理に多くの女性が使用しているのは除毛クリームではないでしょうか？
除毛クリームは手軽に安全に自己処理ができるということで、背中などに使われている方が多くいます。
しかし、除毛クリームは毛を溶かして処理をしているのと同時に、皮膚表面もダメージを受けているんです。
背中の脱毛をしてしまえば、面倒な自己処理をしないで済むようになるので、肌の露出が増える時期も楽になります。
メリット３．背中の開いた服や水着が気軽に着られる
背中の開いたデザインの服や水着など、意外と背中を出す機会はありますよね。
背中の脱毛を済ませておけば、このような機会でも気軽に着こなせるので楽です。
背中のムダ毛を気にしている男性は意外と多いので、脱毛してきれいな背中だと一目置かれること間違いなし！
このように、背中の脱毛をしておいて損することはなさそうに感じますよね。
それでは、続いてデメリットも見ていきましょう。
デメリット１．通う回数が多く必要なので時間と費用がかかる
脱毛は、どの場所でも1回や2回で終わることはありません。
ツルツルにしたいのであれば、最低でも12回は必要です。
2カ月に1回のペースで通うと最低2年間はかかります。
しかし、背中に生えているような産毛は脱毛効果が発揮しにくいので、照射回数が多く必要になり、18回かかったという方も少なくありません。
18回だと期間としては3年間も通うことになり、回数が多くなることによりコース内容によっては脱毛費用もかさんでいまします。
デメリット２．硬毛化・増毛化・毛嚢炎（もうのうえん）などのリスクがある
産毛の脱毛には、あらゆるリスクが伴っています。
- 硬毛化
- 増毛化
- 毛嚢炎（もうのうえん）
これら3つが代表的なリスクです。
硬毛化・増毛化は、照射出力が弱かったことにより毛乳頭などの毛の成長を司っている部分が活性化して起きるといわれている症状となります。
毛が太くなることや毛が増えることをこのように呼んでいますが、実際の原因ははっきりとは分かっていません。
ただ、硬毛化・増毛化した状態の毛は、産毛よりもメラニン色素が増えることで脱毛効果を発揮しやすくなっています。
照射すれば問題なく脱毛できるので、あまり心配しなくても大丈夫です。
毛嚢炎（もうのうえん）は、ニキビにも似た症状で、脱毛箇所に赤いポツポツしたできものが発生している状態となります。
毛穴の奥にある毛包と呼ばれる毛根を包み込んでいる部分に、菌が感染して現れる症状です。
ニキビと違って、痛みやかゆみはありません。
ただし、重症化すると白く膿が溜まってしまい痛みを伴うこともあるので注意しましょう。
清潔にして、しっかりと保湿を行うことで改善・予防につながります。
毛嚢炎は、きちんとケアをすれば1週間以内で自然と治まるので安心してくださいね。
重症化した場合は、皮膚科や脱毛した場所の提携クリニックなどで薬を処方してもらいましょう。
デメリット３．襟足や腕などの脱毛も必要になる
「背中だけきれいになればいい！」と、他の部分の脱毛をしないでいると後からとても気になるようになります。
これは、多くの脱毛経験者が体験していることです。
なぜかというと、体は全て繋がっているので、一部分だけ毛がない状態がとても不自然に感じるから。
背中だと、襟足・肩・腕・お尻が繋がっている部分になるので背中がツルツルなのにこれらの部分の毛がボーボーだとすごく違和感を覚えます。
背中だけと思っていても、結局は上半身全ての脱毛をすることになる方がほとんどです。
上半身の脱毛を行ったら下半身も気になって、結局は全身脱毛になっているという方は多くいます。
メリットだけではなく、デメリットもあることが分かりましたね。
背中の脱毛を行うなら、このようなデメリットについても頭に入れて検討しておくと予想外な出来事に後悔することもなくなります。
背中の脱毛は何回くらいで終わるの？
背中を出す機会があると、早く脱毛を済ませたくなりますよね。
ただ、脱毛は完了まで長い道のりを歩んで行かなければなりません。
脱毛の節目となる6回目と12回目の毛の状態はどのようになっているのでしょうか？
6回目の背中の状態は？
2か月に1回のペースで通っている場合、6回目の施術はちょうど脱毛スタートから1年後となります。
6回目の施術が終わった後の背中の毛は、半分程度なくなっていることが多く、自己処理も楽になる頃です。
ただ、個人差があり6回目の施術が終わってもまだ毛があるなと感じる方もいます。
毛量が少なくなる
自己処理が楽になる
6回目の施術後は、このように感じる方が多いので、脱毛の折り返し地点といえる回数です。
12回目の背中の状態は？
2か月に1回のペースで通い続けると、脱毛スタートから2年後を迎える回数となります。
12回というと、脱毛を完了させる方も多い時期です。
もちろん背中の脱毛も例外ではありません。
12回の施術でほとんど毛がなくなり満足する方もいます。
脱毛を完了させてもいいくらい毛がなくなる
自己処理しなくてもほとんど毛がない
このように、12回の施術が終わると背中がだいぶきれいになっている方がいます。
ただ、何度も言っているように、背中は産毛なので12回で終わらない方も多くいるので、1つの目安として捉えておきましょう。
現に、18回必要だったという方も珍しくありません。
背中の脱毛は長期戦になると考えておくことをおすすめします。
産毛の脱毛になるので回数が多く必要になる
光脱毛もレーザー脱毛も、メラニン色素に強く反応する部分の方が脱毛効果も高くなります。
背中のような産毛の多いところは、なかなか効果的に光やレーザーを反応させることが難しいことを忘れないようにしましょう。
もちろん、照射出力を強くすれば反応も強くなり脱毛効果が上がります。
ただ、同時に背中にあらゆる肌トラブルをもたらすことが想像できるので危険です。
毛のこと、肌のことを考えて的確な照射出力でお手入れをするとあまり強く照射はできません。
そのため、背中の脱毛は照射回数が多く必要です。
一方で、レーザー脱毛は光脱毛と違い、照射出力が強いので回数も少なく済みます。
どんなに回数がかかっても、光脱毛なら18回、レーザー脱毛なら10回程度で、ほとんどの方が脱毛完了になると考えておきましょう。
背中脱毛の事前処理はどうすればいいの？
脱毛を行うときは、ムダ毛の事前処理が必須です。
脱毛サロンや医療クリニックによっては、事前処理が行われていないだけでその日の施術を受けられなくなってしまう場合もあります。
ただし、見えない部分や事前処理が危険な部分に関しては、スタッフや看護師が行ってくれることがほとんどです。
Oライン
背中
うなじ
このような見えない部分の事前処理は、無理やり行うと危険なので任せてしまいましょう。
見えない部分のシェービングは無料で行っていることがほとんどなので安心してくださいね。
事前処理を誰かにお願いするなら電気シェーバーを使うこと
もしも、背中の事前処理を家族などにお願いできる場合は、電気シェーバーを使用しましょう。
除毛クリームを使って背中の処理をする女性が多いですが、脱毛に通うことになったら使用はおすすめできません。
除毛クリームで肌にダメージを受けている状態で照射を行うと、肌トラブルが発生してしまう大きな原因になり危険だからです。
脱毛を開始したら除毛クリームの使用は控えましょう。
背中の脱毛後にブツブツがたくさん発生したけれど大丈夫？
背中の脱毛を行い、肌トラブルが出たという声は少なくありません。
多くのトラブルに、背中にブツブツが発生してしまったというものが挙げられます。
このブツブツは一体何なのか気になりませんか？
また、ブツブツの色によってケアの方法などが変わるので適切な対応をすることも大切です。
それぞれの症状が出たときに、どのように処置をすればいいのかご紹介します。
ブツブツの色が赤いときは保湿をしっかりとしよう
ブツブツの色が赤い場合は、防衛反応が出ているということです。
光もレーザーも高温なので、肌はダメージを受けている状態です。
通常ならば、肌のバリア機能が外部からの刺激や雑菌の侵入を防いでくれます。
しかし、照射後の肌はバリア機能が弱まっているので雑菌が侵入しやすく、毛穴の奥から悪さをすると赤いブツブツとして現れるのです。
保湿をすること、清潔にすることでバリア機能も高まり症状も落ち着きます。
ただ、何もせずに長時間放置すると悪化してしまい、以下のような症状に変化を遂げてしまうこともあるので注意しましょう。
毛嚢炎（もうのうえん）
ニキビに似ているので勘違いしている方も多いのが毛嚢炎です。
脱毛後に赤いブツブツが発生したら多くの場合はこの毛嚢炎だと思いましょう。
毛嚢炎は、脱毛した毛穴の奥にブドウ球菌が入り込み、感染して起きる症状です。
ほとんどが1週間程度で自然と治まるのであまり心配はいりません。
ただし、1週間以上経過しても症状が良くならない場合は皮膚科などに相談行くことをおすすめします。
ブツブツの色が黒いときは埋没毛
ブツブツが黒い場合は、炎症などではなく埋没毛と呼ばれる症状です。
埋没毛は、カミソリなどで処理をしても発生するので見たこともあるのではないでしょうか？
いわゆる埋もれ毛というもので、皮膚の外に毛が出てこないまま成長をしている状態です。
埋没毛はかゆみが出る場合も多く、かきむしることで肌がボロボロになってしまう方もいます。
埋没毛は、皮膚の生まれ変わりと共に毛穴を塞いでいる角質が剥がれ落ち、毛もそのまま皮膚の外に出てくることで自然と治るので治療を行わないことがほとんどです。
脱毛に関わらず、しっかりと保湿をすることと、自己処理にカミソリを使用しないことを心掛けるだけで、埋没毛のリスクは抑えられます。
どうすれば改善されるの？
具体的にどのようにすれば改善されるのでしょうか？
改善方法は、自宅で簡単に行えることばかりなので心掛けてみましょうね。
赤いブツブツが出ているときは入浴を控える
赤いブツブツが出ているときは、清潔に保つことを心がけましょう。
入浴は、雑菌が感染してしまう恐れがあるので控えることを忘れずに！
症状が治まるまではシャワーで済ませましょう。
また、脱毛後の入浴は体温を上げてしまうので脱毛当日は避けてくださいね。
肌トラブルが発生する原因の1つです。
雑菌の感染を避けたいので、プールや海なども控えましょう。
症状がひどいときや長引く場合は、薬を処方してもらえるので皮膚科などに相談してください。
黒いブツブツが出ているときは代謝を上げよう
埋没毛はターンオーバーを促進することが大切です。
保湿することで埋もれている毛が出てきやすくなるので、いつも以上に心掛けてみましょう。
普段から、ピーリング剤などで角質ケアをしてあげると埋没毛になるリスクも抑えられるのでおすすめです。
睡眠をしっかりと取ることも、代謝を上げることにつながります。
まとめ
背中の毛は産毛なので、光脱毛もレーザー脱毛も回数が多く必要になります。
光脱毛：12回～18回
レーザー脱毛：10回程度
脱毛を始めてから約2～3年後にきれいな背中になると考えると、少しでも早く脱毛を始めた方がいいですね。
背中の脱毛をしておくと、水着や背中の開いた服を着るときなどに慌てないで済みます。
ただ、背中の脱毛は硬毛化・増毛化・毛嚢炎などの肌トラブルが発生しやすいので注意が必要です。
施術後の保湿をしっかりとすること
施術した日は運動や入浴など体温が上がることは避けること
肌を清潔に保つこと
このようなことに気を付けると、肌トラブルが発生することを防げるので心がけましょう。
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